このような激痛(頭痛)に悩んでいるとしたら、もしかしたらあなたの頭痛は「群発頭痛」かもしれません。
しかし、群発頭痛のほかに同じような痛みで、別の病気と間違える場合があります。
では、群発頭痛と三叉神経痛とでは何が違うのでしょうか?
目次
群発頭痛と三叉神経痛の違いとは?
痛む場所
群発頭痛
片方の目の奥から首の後ろにかけて突き抜ける痛み
三叉神経痛
顔の表面で、上あごから下あごにかけての痛み
痛みの持続時間
群発頭痛
1~2時間と長時間
三叉神経痛
1秒~2分と短時間
どんな痛みか
群発頭痛
自殺したくなるような痛み
キリで目を突かれるような痛み
ハンマーで目の奥を殴られるような痛み
三叉神経痛
ちょっとでも触れられるだけで痛い
医師にも触れて欲しくない
その他の症状
群発頭痛
痛む方の目から涙が出る
痛む方の鼻から鼻水が出る
三叉神経痛
目や鼻の症状なし
原因
群発頭痛
明確な原因は不明だが、血管の拡張が原因と言われている
三叉神経痛
三叉神経の痛み
三叉神経痛の治療法
三叉神経痛は、てんかんの治療に用いられるカルバマゼピン(テグレトール)と言う薬を使用しますが、この薬で約8割の人に効果が見られます。
カルバマゼピンは、神経の伝達を抑える作用をもつことから、痛みの情報が神経に伝わるのを抑えて痛みを和らげる効果を得ることができます。
副作用としては、ふらつき・眠気、肝障害、皮疹などがあらわれることがあります。
薬物療法で効果が得られない場合、または副作用の影響で服用できない場合には、ガンマーナイフ療法や神経ブロック療法や外科的療法が行われます。
群発頭痛の治療法
群発頭痛を根本から治す治療法は、今のところ確立されていません。
しかし、痛みを和らげる治療法はいくつか効果的なものが出てきています。
純酸素吸入療法とイミグラン皮下注射
今、最も効果のある群発頭痛の治療法は、純酸素吸入療法とイミグラン皮下注射と言われています。
ただし、どちらの治療法もコスト(月に2万円ほど)や手間がかかることが悩みの種となっています。
純酸素吸入療法の効果とデメリット
純酸素吸入療法は、濃度100%の酸素を吸入することで、拡張した血管の収縮を促して痛みを鎮める治療法です。
フェイスマスクを通して毎分7リットルの酸素を15分吸入することで、大抵は酸素を吸入して5分ほどで痛みは軽くなってきます。
ただ、専用の酸素ボンベには医師の処方箋が必要で、その処方箋をなかなか出してもらえないという問題もあります。
イミグラン皮下注射の効果とデメリット
イミグラン皮下注射は、医師の指導を受ければ患者本人が自宅で注射できて、注射をして15分ほどで痛みが引いていきますので効果的です。
ただし、連続して使用すると効果が薄れてきたり、頭痛回数が増えるなどの声も多く聞かれるので注意が必要です。
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「まだサプリメントは試したことがない!」と言う方は、ぜひ参考にしてみてください。