群発頭痛でイミグランは使用すると頭痛の回数が増えるのか？その解決法とは？

Tweet

Pocket

群発頭痛の治療法として有名なもので「イミグラン」があります。

イミグランはトリプタン系薬剤の1つで、錠剤や点鼻薬などで利用されますが、その中でも特に「イミグラン皮下注射」が群発頭痛の痛みをいち早く取り去ると言われています。

頭痛持ちさん

イミグランが一番効果があるって聞いたことがあります。

ひらいち

はい、やはりイミグランは有名ですよね。

群発頭痛の激痛が「海の潮が引いていくよう」に引いていくと言われ人気のイミグラン皮下注射ですが、使用経験のある人の中には以下のような意見も少なくありません。

特に最後の「頭痛回数の増加」は、イミグランを使用するうえで諸刃の剣となっています。

そこで、群発頭痛でイミグランを使用すると頭痛の回数が増えるのかについて解説していきたいと思います。

また、その解決法として、薬に頼らない解決法についても考えてみたいと思います。

群発頭痛でイミグランを使用すると頭痛回数は増えるのか？

実際に、「イミグランを使って1日の頭痛回数が増えた」と感じている人は少なくありません。

ひらいち

私もそう感じていた1人でした。

頭痛持ちさん

やっぱり頭痛回数は増えるんですかね。

では、本当にイミグランの使用で群発頭痛の頭痛回数は増えるのでしょうか？

イミグランの長期使用によって頭痛回数が増えることはない

イミグラン（スマトリプタン）の長期使用により頭痛が起こりやすくなる（回数が増える）ということは以下の文献によりないと考えられています。

頭痛持ちさん

え？頭痛回数は増えないんですか？

ひらいち

では、こちらをご覧ください。

また、以下の文献でも「反復発作性群発性頭痛でのSumatriptan過剰使用（３～8回／日）：有害事象、リバウンド症候群、薬物依存、そして、早期薬物耐性（タキフィラキシー）はない。」とされています。

しかし、薬物乱用頭痛の可能性は否定できない

上記のように、イミグラン（スマトリプタン）は長期使用による頭痛回数の増加はないと考えられていますが、薬物乱用頭痛の可能性は否定できません。

そして、あまりにも極端に連用すると、薬物乱用頭痛が起こるとの研究発表もあります。

このように、イミグランを使用した人の中で「頭痛回数が増えた」と感じる人は、薬物乱用頭痛を発症している可能性も否定できません。

毎日1回以上、必ず激痛に襲われるとわかっていれば、必然的にイミグランの使用回数も増えてくるのは当然です。

ひらいち

痛みが減ることのメリット、痛みの回数が増えることのデメリット、どちらを取るかで悩まれている人も少なくありません。

頭痛持ちさん

なるほど・・・痛みを減らすために痛みの回数が増える・・・

薬に頼らない群発頭痛の痛みの対処法

痛みを早く解消してくれるイミグランですが、使用回数が増えればその副作用にも注意しなければいけません。

群発頭痛の痛みへの対処法には、イミグラン以外にもおすすめの対処法があります。

純酸素吸入療法で群発頭痛の痛みに対処する

ひらいち

まずおすすめなのは、純酸素吸入療法です。

頭痛持ちさん

薬ではないんですね。

純酸素吸入療法は、純度100％の酸素を吸入することで、拡張した血管の収縮を促して痛みを鎮める治療法です。

フェイスマスクを通して毎分7リットルの酸素を15分吸入することで、大抵は酸素を吸入して5分ほどで痛みは軽くなってきます。

純酸素吸入療法には専門の酸素ボンベが必要になり、個人が勝手に酸素ボンベを購入することはできません。

また、医療用酸素は、医薬品と同じ扱いなので、医療機関からの処方箋がないと出してもらえません。

純酸素吸入療法は、なかなか医師の処方箋がもらえないなどの声がありますが、イミグランのように使用頻度が高まるほどに効果が薄れるなどのデメリットがないところがおすすめです。

頭痛持ちさん

副作用がないのはいいですけど、そもそも処方箋がもらいにくいのは・・・

ひらいち

そこが難しいところですね。

最後に、私が実際に試して良かったと感じたサプリをランキングでご紹介しますのでご覧ください。

「まだサプリメントは試したことがない！」と言う方は、ぜひ参考にしてみてください。