頭痛を治そうと、ただ闇雲に頭痛薬を飲んでも良くはなりません。
一時的な効果はあるかもしれませんが、あまり頻繁に頭痛薬を使用していると薬物乱用頭痛を引き起こしてしまう可能性もあります。
そこで、適切な頭痛治療を行うために、頭痛ダイアリーをつけておくと自分の頭痛の種類や治療法を正確に知ることができるようになります。
目次
「頭痛ダイアリー」をつけることで客観的に頭痛の症状を知ることができる
群発頭痛でも、片頭痛でも、緊張型頭痛でも、一人ひとりその特徴は異なります。
頭痛が起こる誘因やきっかけを探し、その誘因をできるだけ除去したり、改善することが頭痛治療の基本になります。
それでも、なかなか誘因が見つからないという人もいます。
本人にとっては何年も悩まされている辛い頭痛でも、診察の際に「頭痛がひどくて辛い」「どうにか治してください」といった漠然とした訴えをする人も多く、なかなか正確な診断ができない場合があります。
正確な診断をするためにも、
- どんなときに頭痛が起こるか
- どんな痛みなのか
- どれくらいの時間痛むのか
などの情報があれば、迅速に診察ができ、適切な治療を受けることができます。
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頭痛で病院に行く前に確認しておくこと(受診する科、問診、検査など)、私が試した治療法について
片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛など、繰り返し起こる頭痛に悩む人のなかには、「頭痛くらいで病院になんか行 ...
自分ではわかっているつもりでも、医師に伝えるときに的確に情報を伝えることができなければ意味がありません。
客観的に自分の頭痛を知るためにも、「頭痛ダイアリー」をつけることをおすすめします。
頭痛ダイアリーのつけかた
頭痛ダイアリーには、以下のような情報を記載します。
- 頭痛の起こった日付
- 時刻
- その日の天気や気温(湿度もわかれば)
- 頭痛の持続時間
- 頭痛の強さ
- どんな痛みか
- 頭痛が起こった箇所
- 痛み以外の症状(鼻水や嘔吐など)
- 考えられる誘因
- 生理の周期(女性の場合)
- そのとき何をしていたか
- どんな薬を飲んだか
- 薬は効いたかどうか など
これらのことを細かく記載することで、頭痛の誘因がつかみやすくなります。
薬の有無や効果などを記載することで、知らない間に自分が頻繁に薬を飲んでいることなども確認することができます。
頭痛ダイアリーの上手な使い方
頭痛ダイアリーをつけていれば、自分の頭痛がどのようなタイプの頭痛かという判定も容易になり、その誘因や薬を飲む効果的なタイミングなどもわかるようになります。
このように、頭痛ダイアリーは自分の頭痛情報の宝庫とも言えます。
そこで、頭痛ダイアリーを効果的につけるためのチェックリストをご紹介します。
頭痛ダイアリーを効果的につけるためのチェックリスト
痛みを10段階で評価する
今までで一番ひどいと感じた痛みを「10」として、その半分くらいを「5」、痛みがない場合を「0」として記入します。
前兆や誘因を記載する
もし頭痛に前兆や誘因が感じられたり、頭痛以外の症状があったら記入しておきます。
薬の種類や効果の有無
どんな薬をどれだけ飲んだかを記入します。
また、その薬の効果の有無も記入します。
バファリンなら(バ)、ロキソニンなら「ロ」などと記入するといいでしょう。
群発頭痛に悩んでいる人は、一度サプリメントを試してみませんか?
医師による適切な診断や治療を行っても効果が感じられなかったという人、薬に頼りたくないという人もいるのではないでしょうか。
最後に、私が実際に試して良かったと感じたサプリをランキングでご紹介しますのでご覧ください。
「まだサプリメントは試したことがない!」と言う方は、ぜひ参考にしてみてください。