ロキソニンなどの鎮痛剤は痛みから解放してくれる救世主のような存在です。
頭痛にはもちろんのこと、マラソンなどの激しい運動にともなう痛みの軽減などにも使用する人が多いロキソニンですが、群発頭痛にも効果があるのでしょうか。
群発頭痛に悩んでいる私が、実際に痛みが発症した際にロキソニンを飲んでみた効果を検証してみました。
そして、ロキソニン以外にも色々と試した結果、私が一番実感できた方法も紹介していますのでご覧ください。
目次
ロキソニンでは群発頭痛に効果が感じられない
ロキソニンの効果・効能の中に「頭痛」が含まれています。
では、ロキソニンは群発頭痛にも効果があるのでしょうか。実際に群発頭痛に悩む私が試して検証してみました。
ロキソニンは群発頭痛には効果がない
そもそも、群発頭痛の原因や治療法は明らかになっていません。
ですから、ロキソニンが群発頭痛に効果があるかどうかもわかっていません。
そこで、群発頭痛に20代から悩まされている私が、実際にロキソニンを飲んでみた効果を検証してみました。
ちなみに、片頭痛も持ち合わせている私は、片頭痛が起きたときにロキソニンを飲むと10分ほどで痛みが引いてくるのがわかります。
しかし、群発頭痛の場合、ロキソニンを飲んで10分経っても1時間経っても痛みが引くことはありませんでした。
このように、群発頭痛にロキソニンは効果がないと言うことを、身を持って証明することができました。
市販のロキソニンの成分・作用・副作用
まずは、市販されている「ロキソニンS」の効果について見ていきましょう。
ロキソニンSは薬局で購入できますが、今はネットでも購入ができるので便利です。
ロキソニンSの成分、用法・用量
ロキソニンS1錠は以下の成分で作られています。
- ロキソプロフェンナトリウム水和物(68.1mg:無水物として60mg)
- 添加物(ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、乳糖水和物、三二酸化鉄)
12錠で1ケース、税抜648円で販売されています。
ロキソニンSの用法・用量は以下の通りです。
- 15歳未満では服用しない
- 15歳以上では1回1錠
- 1日2回まで
- 症状があらわれた時、なるべく空腹時をさけて服用する
- ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用できる
- 服用間隔は4時間以上おくこと
ロキソニンSの効果・効能
ロキソニンSに含まれる「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が、痛みや熱の原因物質をすばやく抑え、すぐれた鎮痛効果・解熱効果を発揮します。
ロキソニンSの主な特長
- 胃への負担が少ないプロドラッグ製剤※
※プロドラッグ製剤とは、成分が体内で吸収されてから活性型に変化し、効果を発揮 する仕組みの製剤を言います - 眠くなりにくい
- 1回1錠でよい
- 飲みやすい小型錠
効果・効能
- 頭痛・月経痛(生理痛)
- 歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛
- 腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛
- 耳痛
- 打撲痛・骨折痛・ねんざ痛
- 外傷痛の鎮痛など
- 悪寒・発熱時の解熱
ロキソニンは、炎症を引きおこすプロスタグランジンの生合成を抑え、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる効果があるので、痛みの根本を取り除くと言うよりは、痛みや炎症を抑える効果があると言っていいでしょう。
異なる点として、ロキソニンSには外観上、錠剤に割線、刻印が入っておらず、また、本剤は頓服・短期使用であり、医療用とは用法・用量、効能・効果が異なります。
ロキソニンの副作用
ロキソニンの主な副作用として、胃部不快感、みぞおちの痛み、腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、浮腫・むくみ、発疹、蕁麻疹、眠気、発熱、そう痒感などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談しましょう。
群発頭痛は「治す」ではなく、「うまく付き合う」ことが大事
群発頭痛の治療法には薬物療法と純酸素療法の2つがありますが、どれも頭痛を根本から治すものではなく、痛みを和らげる治療です。
そして、これらの治療は必ずしも効果があるとは限りません。
すぐに効果が表れる人もいれば時間がかかる人もいますし、全く効果が出ない人もいます。
群発頭痛に効果的な「治す」治療法は今のところなく、どうやって痛みを軽くするか、どうやって痛みと付き合っていくかが大事になってきます。
最後に、私が実際に試して良かったと感じたサプリをランキングでご紹介しますのでご覧ください。
「まだサプリメントは試したことがない!」と言う方は、ぜひ参考にしてみてください。