そんな激痛をともなう群発頭痛の診断はなぜ難しいのでしょうか?
なぜ医師は群発頭痛を見逃してしまうのでしょうか?
目次
理由その1:医師に群発頭痛の知識がない
私にも経験がありますが、大きな大学病院でMRIなどの検査をしても「群発頭痛ですね」の一言がもらえないのです。
1日かけて、仕事を休んで病院へ行っても、自分の痛みをわかってもらえない。
こんなに辛いことはありません。
患者の症状と医師の考えの食い違い
強い痛みを訴える患者が来院すると、医師はそのあまりの苦痛の表情に驚き、何か大きな病気が脳で起こっているのではないかと考え、あわててMRIやCTスキャンなどの画像検査をします。
しかし、現像された画像を見ても、最初の予想と異なりどこにも異常は見当たりません。
そうしている間にも患者の激痛も時間とともに引いていき、それを見た多くの医師は「とりあえずは大丈夫、大きな病気ではない」と判断し、鎮痛剤を処方して患者を帰してしまいます。
次の日も患者に頭痛は起こります。
再度病院を訪れ、効果のなかった鎮痛剤を「飲まないよりまし」と飲み続け、それでも頭痛が治まらないと医師に伝えると、「昨日処方した薬は患者に合わなかった」と判断し、別の鎮痛剤を処方して患者を帰します。
そして、その次の日も患者に頭痛は起こります。
すると、患者は「私の頭痛に鎮痛剤は効かない」と思い、諦めて医師のもとを訪れることをしなくなります。
医師は患者が通院してこなくなったことを、「薬を替えて正解だった」と考えてしまいます。
理由その2:医師は「より命の危険が高いもの」を見つけようとする
医師は、患者の尋常でない様子をみて、まずは”命の危険”があるのかどうかを検査します。
これ自体は間違いではありません。
群発頭痛は画像検査に写らない
MRIやCTスキャンなどの検査をするのは、脳腫瘍やくも膜下出血の疑いを持っているからです。
そして、画像に異常が見られなかったら「命の危険のある頭痛ではない」と判断をします。
命の危険と言う観点だけで見れば、この判断は間違っていませんが、群発頭痛の診断と考えると、この対応は十分ではないと言えます。
一次性頭痛のひとつである群発頭痛は、MRIやCTスキャンなどの画像にその症状は写りません。
だからこそ、群発頭痛を診断するためには、特別な群発頭痛の知識とともに、患者の苦悩・痛みを理解することが必要になります。
最近では頭痛専門の外来ができたり、専門医がいたりと、少しずつ群発頭痛を診断できる医師が増えてきました。
それでも、まだまだ医師に群発頭痛と診断されずに、対応策を打てずにただ我慢するしかない潜在的な患者がたくさんいます。
患者としての知識を持つことも必要
今でこそ、「群発頭痛」と言う言葉が世に広まりつつありますが、私が20代後半の頃にはこの言葉を見つけることはできませんでした。
しかし、今はインターネットや専門誌などを利用すれば、比較的簡単に情報を収集することができます。
医師に自分の痛み・辛さを伝えるためにも、特にまだマイナーな病気である群発頭痛ですから、自分で患者としての知識を持つことも必要になってきます。
医師に的確に自分の症状を伝えること
冒頭のような残念な結果にならないためには、医師に的確に自分の症状を伝える必要があります。
逆を言えば、これができれば間違った診断をされずに済む確率が高くなるとも言えます。
医師に伝えるべき、群発頭痛の症状の具体例は以下のようなものです。
もし当てはまるものがあれば、それを伝えるといいでしょう。
- 頭部の左右どちらかが決まって痛む
- 右目の奥をえぐられるような痛みがある
- 痛むほうの目が充血し、涙や鼻水が出る
- 頭痛は毎日起こる
- 1日の決まった時間、複数回にわたり頭痛が起こる
- 1回の頭痛は1~2時間
- 頭痛は1ヶ月から2ヶ月、長い人で1年
- 頭痛薬や鎮痛剤が効かない
群発頭痛に悩む人には、このような症状が必ず現れます。
自分の痛みや症状と照らし合わせて、的確に医師に伝えられるようにしておきましょう。
もし、まだ試したことがないなら一度お試しください
薬には頼りたくない、と言う方はぜひお試しください。
- 購入者の90%以上が効果を実感
- 効果を実感できない場合、「お試しコース」なら全額返金保証があるので安心して試すことができる
- いつでも解約ができるから安心して試すことができる(お試しコース)
※妊娠中、授乳中の方はおすすめできません
また、群発頭痛に15年悩まされている私が、実際に購入して試したからこそ書けるレビュー記事をご紹介しますので、どうぞご覧ください。
こちらには、『ずきしらずの実』の成分、最安値で購入する方法、効果を感じられなかったときの全額返金保証などについて、わかりやすく解説しています。
ぜひあなたの群発頭痛対策の参考にしてみてください。
もしまだ試したことがないなら、是非あなたも一度お試しください。