「片頭痛」と「偏頭痛」、どちらが正しいと思いますか?
言葉の意味や由来などについて、わかりやすく解説していきます。
「片頭痛」と「偏頭痛」は同じ病気
少し古い家庭医学書や雑誌などで、ときどき「偏頭痛」という表現を見かけます。
パソコンやスマホで「へんずつう」と入力をすると、「片頭痛」と「偏頭痛」の両方の漢字が出てきます。
もしかしたら、このようなことから2つは別々の違う病気だと思っている人もいるかもしれません。
しかし、この2つは同じ病気です。
医学界の正式用語では、「片頭痛」となっており、学会でもこちらの表現が使われています。
「片頭痛」のは発祥は古代ローマ
片頭痛という表現は、「migraine」という単語の発祥でもあるギリシャ・ローマ時代にさかのぼるといわれています。
片頭痛が頭部の片側に起こりやすいことからついた言葉で、もともとは「頭の半分」という意味から来ています。
日本には明治時代に入ってきて、当時は「偏頭痛」「偏頭風」「半頭風」「片頭痛(かたずつう)」「偏頭神経痛」などと訳されていました。
江戸時代までは、日本では頭痛のことを「頭風」と呼ばれていましたので、その関係で「偏頭風」「半頭風」という言葉も使われていました。
最後に
片頭痛は確かに頭の片側で起こりやすいですが、必ずしも片側だけで起こるというおのでもありませんので、両側でも起こる可能性があるということは覚えておきましょう。
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